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2010年大発会となる、4日の東京株式市場前場は反発した。
日経平均株価は昨年末比122円97銭高の1万0669円41銭で引け、昨年8月に付けた終値ベースの高値(1万0639円)を上回った。
TOPIXは同10.04ポイント高の917.63で引けた。
東証1部の出来高は概算で6億5661万株、売買代金は3087億円と、商いとしては低水準だった。
本日から東京証券取引所の新株式売買システムが稼働したため、様子見気分もあったようだ。
09年12月31日の米国株式市場は、NYダウ平均、ナスダック、S&P500がそろって下落した。
相場上昇で過熱感が出ていたうえ、10年物国債の利回りが上昇したことを嫌気され、手仕舞い売りが優勢になったようだ。
本日寄り付き前の外国系証券経由の売買注文が、売り630万株に対し買い650万株と、6日連続の買い越しだった。
東京市場は、日経平均が昨年末比62円高でスタート。
その後、ジリジリ値を上げる展開となり、一時、1万0694円と1万0700円台に迫る場面もあった。
世界経済が回復基調にあり、主要国の株価も上昇トレンドにある。
米国主要企業の業績が、09年10〜12月期は10四半期ぶりに増益に転換する見通しと伝えられたことも、投資家の心理を明るくした。
さらに、為替は一時、1ドル93円台まで円安方向に振れ、輸出関連株が買われた。
東証33業種別でも全業種が上昇した。
上昇率トップは空運で、非鉄金属、鉱業、保険、卸売り、食料品などが続いた。
上昇率が小さかったのは、ゴム、銀行、鉄鋼など。
個別では、JALが値上がり率首位。
同社株は法的整理観測が高まり昨年末に急落したが、日本政策投資銀行の融資枠を1000億円から2000億円に増やす方針が固まり、本日は買い戻しの動きが活発化した。
出来高、売買代金でもJALがトップだった。
ほかに上昇率が大きかったのは、ゼクス、東光電気、大崎電気など。
2000年以降、大発会は01年、08年を除き、日経平均が上昇している。
後場も前場の流れを維持できるか。
為替やアジア市場の動きが注目される。